眼鏡処方
当院では視能訓練士が常駐しておりますので、しっかり検査を行います。子供の眼鏡、遠近や中近の眼鏡、プリズム眼鏡などご相談ください。
なお処方にあたりましては、視力検査のみを行うのではなく、視力低下をきたしている原因(眼疾患の有無)が何かを調べたうえで、目の病気とは関連性のないことが確認できましたら眼鏡処方の処方箋を作成します。
眼鏡処方では、一般検査(視力・眼圧・眼底検査など)を行った後、眼鏡の度数を精査して、度数が決定したら処方箋をお渡しします。規定の眼鏡店などはございませんので、お好きなところで眼鏡をお作りください。
老眼
最近、眼の疲れがひどい、目の奥が痛い、近くが見づらいなどの症状はありませんか?
それはもしかしたら眼鏡やコンタクトレンズの度数が合っていないのかもしれません。一般的に35歳~45歳位で老眼の症状は出てきます。近視でない方は早くに老眼の症状が出てきます。また近視の方は近視の度数が軽くなりますので、大分前に作った眼鏡を漫然と使用していたり、健診を受けずにインターネットでコンタクトレンズを購入し、必要以上に強い度数を選択していると、慢性的な疲れ目の症状をきたす原因となります。
斜視・斜位
人間の眼は片方の眼だけでも当然見ることはできますが、物を立体的に捉えるために両眼を上手に使って生活しています。両目の位置は違いますから、当然異なる角度から物が見えていることになります。その差を視差と言いますが、その視差は脳で計算されて、立体感や距離感を感じているのです。
斜視には間欠性外斜視や内斜視・上斜視・下斜視などがあり、治療法も眼鏡や手術など様々です。
また両目を使わない時に斜視の症状が現れる斜位(隠れ斜視)というものもあります。
- このような症状はありませんでしょうか
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- 疲れてくると映像がダブることがある。
- 肩こりや頭痛が多い。
- 眼が疲れやすい。
もしかするとそれは斜位が原因かもしれません。
これら斜視や斜位の症状はプリズムレンズを用いた眼鏡を使用することで症状が改善できる場合があります。
プリズムレンズとは光を屈折させる力を持ったレンズで、見える映像の位置を意図的にずらすことができるレンズです。プリズムレンズを使用することで斜視による両眼の視差を正視の状態に限りなく近づけることができます。
ご興味ある方はご相談ください。
弱視
視力の発達が障害されたために、眼鏡をかけても視力が十分でない状態を弱視といいます。
原因には遠視・乱視・不同視(左右差が強い状態)・斜視・白内障・眼帯使用などがあります。
遠視・乱視・不同視・斜視が原因の場合には、早期のうちに眼鏡を装用することで改善しますが、気付かずに放置しておくと治療の方法はありません。健診などで視力に問題があった場合には、精密検査をお勧めいたします。
なお、8歳以下のお子さんの斜視および弱視の治療用メガネの作成費用は、国および健康保険組合から一部助成されます。詳細は加入している「健康保険組合」にご確認ください。